ギターは毎日練習した方が上達する(上達が速い)とよく言われますが、これは単なる精神論(根性論)ではなく、ちゃんと科学的に説明ができるんです(ΦωΦ)フフフ・・
その理由は後でしっかりと説明しますが『脳の仕組み』と密接な関係があるということ。
この記事は特に『ギターを練習しているけど全く上達しない』『ギター歴は長いのに今日初めて弾いたかのような腕前』
という人に見てもらいたいんです!
また現在、ある程度、弾ける人やバリバリ弾ける人にも向けた内容も盛り込んでいくのでお楽しみに💪🤩
それでは見ていくとしましょう〆(・∀・@)
コンテンツ
脳の仕組み!長期記憶と短期記憶とは?
突然ですが『3日前の昼食は何を食べましたか?』
と聞かれた際にパッと答えられないと思うんです(ΦωΦ)フフフ・・
もしくは学生時代に一夜漬けをしたことがある人はわかると思うんですが、しばらくすると全部忘れませんでした!?
はい、これはですね〜記憶力が悪いのではなく、これは脳が記憶をとどめておくのに『短期記憶』と『長期記憶』を使い分けているからなんです(*´Д`*)
脳は高性能なコンピュータですが、どうでも良いような記憶をとどめておくことはしないんですw
つまり3日前の昼食を記憶しておく必要性がないので、すぐにデリートされてしまうわけです!
例えば、PCやスマホにはストレージがあるため、不要なデータは削除しますが、これと同じことですね!
短期記憶は脳の海馬という部分に保存されるのに対して長期記憶の方は大脳皮質に保存されます👀
長期記憶とは自分の生年月日や家族の誕生日などの重要な記憶のことで、読んで字の如く『長期間記憶される』わけです。
ここで『一夜漬けは重要な記憶じゃないの?』
と思った方もいるでしょうw
では、なぜ一夜漬けは重要な記憶にも拘らず『短期記憶』として保存されるのか?
これは短期的(単発)に覚えてしまうことが原因なんですw
一夜にして大量にまる覚えしたものは短期記憶扱いになるので、長期記憶として保存したい場合は復習や定期的に勉強した知識を思い出すという作業が必要になってきます!
という脳の仕組みがあることを理解すれば、ギターを毎日練習する重要性が見えてくるわけです(ΦωΦ)フフフ・・
ギターの練習=感覚を身につける作業!
『ギターの練習とは感覚を身につける作業である』
このように僕は思っているんです(⊙_⊙')
例えば、初めてプレイするゲームの場合、最初はコマンドとかも”うろ覚え”なのでスムーズにできないですが、プレイするにつれ何も考えずとも指が勝手に動くようになるじゃないですか!?
これは『ゲーム操作の感覚が身についたから』こそ勝手に指が動くようになったわけです!
つまり頭でいちいち考えなくても体が勝手に反応しちゃう🥺
という状態になったと言えるのです。
が!!!
これはギターでも全く同じで、頭で考えなくても瞬時にフレーズに対応したフィンガリングやピッキングが行える状態にするために練習が必要なんです!
頭で考えているうちは感覚が身についてない証拠で、フレーズに対して『この場合は...』
などと考えてしまうと、フィンガリングやピッキングの際にタイムラグが生じ、スムーズな演奏ができなくなるので、ギターにおいても体が勝手に動く(反応する)状態にすることが上達の鍵となるわけです_φ( ̄ー ̄ )
毎日ギターを練習した方が上達する理由!
ここまでの内容で既に気づいている方もいるかもですが!?
ギターを毎日練習することで、毎回の練習が長期記憶として保存されるわけです!
そして、前述したように『練習=感覚を身につける作業』なので過去の練習で得た感覚を忘れることなく、さらに毎回の練習で新たな感覚を身につけることが可能になるため、毎日、練習した方が上達するわけです(ΦωΦ)フフフ・・
たまにしかギターを弾かない人は上達しない!?
ギター歴が長いのに上達しない人は『たまにしか練習しない』
このパターンが多いんですよw
例えば1週間のうち1日だけ7時間練習するとしましょう!
『これだけ練習しているんだから上手くな...らない(泣)』
なぜか?
例え週1日、7時間練習したとしてもそれは『短期記憶』の方に保存されてしまうからで、さらに短期記憶に保存された場合は感覚も身につかないからです_:(´ཀ`」 ∠):
これがギターが上達しないメカニズムと言えるんです!!
つまり週1で7時間練習する人よりも毎日1時間練習する人の方が上達するんですよw
1週間の練習トータル時間は同じ7時間であったとしても、長期記憶と短期記憶に保存される違いがあるため、その差は歴然ということになります(*´Д`*)
(『継続は力なり』という言葉がありますが、これは科学的にもちゃんと説明ができるわけです)
例として毎日1時間と書きましたが、これが2時間や3時間となると、毎回の練習で得られる情報量も多くなるため、さらに上達スピードは上がる...
とは限らないんです↓
毎日練習しているのになんで上達しないの!?
『毎日数時間練習しているのになんで上達しないの(泣)』
というケースも存在します(⊙_⊙')
なぜなのか?
それは長期記憶として保存されているフィンガリング・ピッキングフォームやその他のテクニックが必ずしも上達できるもの(フォームや感覚)とは限らないからなんです!!!
もっと簡単に言えば、力み過ぎたガチガチのピッキングで毎日練習したとしても上達せず、そればかりか悪いフォームが長期記憶として保存されるため、それがクセになってしまうわけです_:(´ཀ`」 ∠):
そうなれば、いかに毎日練習し続けたとしてもギターは上達できないということになります✅
では、どうすれば良いのか?
自力で上達するためのフォームや感覚を導き出すのは実際、かなり難しく、ココを間違えてしまうと悪いフォームや感覚が身についてしまうので、これを回避するにはギターを習うのが1番効率が良いですね!
もちろん、誰に習っても良いわけではありませんが、少なくとも質の良い講師に教えてもらえば上達するフィンガリング・ピッキングフォームや基本テクニック、応用テクニックまでを最短距離で身につけることができます💡
そして!!!
上達するフォームを知った上で毎日練習すればまさに無双モード突入になるので『ギターを習う』という選択肢もありだと思います〆(・∀・@)
大人になってギターを始めても上達する?
結論から言うと大人になってからギターを始めてもギターは上達できます💪🤩
が!!!
いざ始めたものの、上達せずに挫折して辞めてしまう方が多いのも事実で、これは仕事があるため毎日『ギターの練習ができない』ということが関係しているでしょう(⊙_⊙')
また毎日練習できないため、休日にギターの練習をしたとしてもやはり短期記憶に保存されてしまうため、上達ができないと...
諦めてはいけません♪( ´θ`)ノ
楽にギターが上達する方法はありませんが、効率的に上達する方法は存在します!
それが短時間でできるギター練習分割法です💡
これは練習を2回に分けて行うやり方で、例えば少し早起きをして30分練習をして、家に帰ってからまた30分〜1時間というようにするわけです(ΦωΦ)フフフ・・
こうすれば毎日練習することができ、また短期記憶として保存されるので『ギターは上達する』
ということになります✅
しかし、これは『ギターが本当に上手くなりたい』という人じゃないと続かないので(キツいのでw )その気持ちがあるかorないかで大きく上達率は変わってくるでしょう〆(・∀・@)
ギター上手くなる人はとにかく継続力がある!
ギターが上手くなる人(上手い人)はとにかく継続して毎日、毎日ギターを弾きまくるんですよw
もはや努力という感覚は一切なくて『単純に弾くのが面白いから』なんです(ΦωΦ)フフフ・・
つまりゲーム感覚でギターを弾いているので毎日、何時間弾いても苦にならず、また当然、毎回の練習は長期記憶として保存され、さらにアップデートされ続けていくので、たまにしかギターを弾かない人が逆立ちしても追いつけないような高みに到達するわけです(*´Д`*)
もちろん、ギターが上手い人たちに挫折やスランプが全くなかったわけではありませんが、そのような時でも、情熱を持ってギターを弾き続けることができるんです。
天才物理学者アインシュタインが
という言葉を残していますが、ギターが上手い人たち全員が一握りの天才というわけではなく、そのレベルになるまで練習し続けたに過ぎないのです。
つまり!!!
誰にでも上達するチャンスがあると言えるので、継続して練習したりましょう(ΦωΦ)フフフ・・
一度身につけた感覚は失われない!?
ココまで書いてきた通り、ギター上達のためには日々継続して練習することが重要で、これはかなり大変ですよね!?
しか〜し!!!
一度感覚を身につけてしまえば、その感覚は永久に失われることはありません(ΦωΦ)フフフ・・
例えば筋トレをしている人は知っていると思いますが『マッスルメモリー』というものがあります✅
例えばボディビルダーのようなゴリゴリマッチョでも、筋トレを辞めてしまうと、次第に普通の体に戻ってしまう...
が!!!
仮に普通の体に戻ったとしても、再び筋トレを開始すれば短期間で元の体に戻るというものです。
(以前よりも高いパフォーマンスを出せるようになることも)
マッスルメモリーを和訳すると『筋肉の記憶』ですが、なぜこのようなことが可能なのか?
それは過去に行ったトレーニングを遺伝子レベルで体が覚えているからです!
ギターの場合もバリバリ弾けている人が、しばらくギターを弾かなかったとしても、それまで練習してきたことを遺伝子レベルで体が覚えているため、少し練習すればすぐに同じ状態に持っていくことが可能ということ💪🤩
(僕は去年、左手の指を骨折してしまい、2ヶ月以上ギターが弾けなかったんですが、完治してから弾いてみたところ、やはり10分程度で以前と同じように弾くことができましたねw)
つまり、努力して手に入れた感覚は死○まで失われることがないので、既にギターをバリバリ弾ける人はお金では決して買えないモノを手に入れているわけです〆(・∀・@)
ギターがバリバリ弾ける人は休むことも重要!
バリバリ弾ける人は『ギターの練習を休む』というのも重要です🥺
上級者の場合、高難易度のフレーズを使ってハードに練習していると思います。
が!!!
やっぱり上手く弾けないフレーズとか苦手なプレイがあると思うんですよw
そういう場合、休むことでスムーズに弾けるようになります(ΦωΦ)フフフ・・
というのも、休むことで脳がハードに練習した中で必要な感覚をデータ化し、インストールしてくれるんですよ!
例えば、スムーズに弾けないフレーズがあったとして、次の日弾いてみたら『あれ?弾けた』
みたいな経験あると思いますが!?
この場合は、睡眠中に脳がデータ整理して、さらに正解のデータ(スムーズに弾ける感覚)をインストールしたことでスムーズに弾けるようになったということで、さらに睡眠中だけでなく、丸1日ギターを弾かない日をあえて作ることで、データ整理及び正解データのインストールが行われやすくなります!
よく、ギター上級者が『ギターをしばらく弾かない方が上手く弾けるw』
と言いますが、まさにこのような脳の機能によって上達しているわけですね!
ただし、これはあくまで上級者の場合の話で『全然弾けない🥺』
という方はできるだけ毎日、ギターの練習することを強くおすすめします〆(・∀・@)
まとめ
という感じでお送りしてきましたが、通常のギター練習法とは、また違う角度からギター上達のメカニズムを紹介できて個人的には面白い記事が書けたなと思っているんですが(ΦωΦ)フフフ・・
根性論は現在では時代遅れとよく言われますが、ギターだけでなく様々な職業で成功している人は他人よりも遥かに継続した努力をしているのは事実としてあります。
そして少なくとも、ギターに関しては努力の継続によって上達することは単なる精神論・根性論ではなく、科学的に説明がつくので令和の時代でも根性でギターを弾き続けて欲しいと思いますw
それではまた_φ( ̄ー ̄ )