ある程度、ギターを購入していくと、ある衝動に駆られることが...
それは
オーダーメイドギター!!!
『これは気になってる人も多いんじゃないか?』
そう思って今回は僕がオーダーメイドでギターを作って感じたメリットとデメリットを紹介しちゃいます(ΦωΦ)フフフ・・
まず、最初に結論から言うとオーダーメイドでギターを作ってマジで良かったと心の底から思っているんですw
あの時、思い切って作って良かったと💪🤩
なので
- オーダーメイドでギターを作りたいと思っている
- オーダーメイドギターに興味がある
- 将来的に作りたい
という方は必見の記事になるハズです!
またメリット・デメリット以外にも
- オーダーメイドでギターを作ろうと思ったきっかけ
- オーダーメイドでギターを作る時に重要なポイント
- 低価格でオリジナルギターを作れるサービス
を紹介していくので、ぜひ最後までお付き合いください!
それではさっそく見ていきましょう_φ( ̄ー ̄ )
(ESPでオーダーメイドした場合を例に紹介しています)
コンテンツ
オーダーメイドでギターを作ろうと思ったきっかけ!
SHINのロックギターブログをよく見てくれている人にはお馴染みの紫のギターですが!?
このギターはESPに作ってもらったギターなんです(ΦωΦ)フフフ・・
ではなぜ、オーダーメイドでギターを作ったかというと...
音楽の専門学校時代に僕がリスペクトし憧れていた先生がある日、緑色のSuhr (サー)のギターを購入して、学校に持って来られたわけです!
そのギターのあまりのカッコ良さに昇天しそうになり、それと同時に
とマジで思ったわけですw
しか〜し、今でこそSuhrはお手頃な値段で買えるものもありますが、その当時は7桁を超えるものも珍しくなく、先生のSuhrも7桁近いか7桁超えるぐらいのものだったため、手が出なかったんです_:(´ཀ`」 ∠):
でも、諦めきれなくて、もう少し安く『あのShurに似たギターが買えないものか?』
と思った時に閃いたんです💡
『オーダーメイドでSuhrに似たギターを作ってもらおう』
とw
これが僕がオーダーメイドでギターを作るきっかけとなったんです〆(・∀・@)
(オーダーメイドを頼んで、製作、完成の詳しい話はメリット、デメリットの部分で紹介します)
完成したギターを先生に見せに行ったら...
オーダーメイドギターが完成した時には僕はすでに専門学校を卒業していたのですが、学校にギターを持っていき先生に見せるために訪れたわけです。
というのも、僕の通っていた専門学校はESP系列で学校の前にBIG BOSSがあったんですね!
そしてBIG BOSSのスタッフで僕のオーダーメイドを担当してくれた方は、その先生のSuhrを見たことがあったため、僕が先生のSuhrに似たギターを作って欲しいと頼んだ時に、すごくスムーズに進めることができたんですよ!
つまり、その先生のShurに限りなく近くして欲しいとオーダーしたため、先生にも礼儀として完成したギターをお披露目する必要があったということです(ΦωΦ)フフフ・・
そしていざ、先生にギターを見せると...
『これ、完全に俺のSuhrやんwww』
と言われるぐらい激似のギターが完成したため、僕は大満足でしたよw
というわけで僕はオーダーメイドでギターを作って心底良かったと思えるわけです。
が!!!
オーダーメイドの魅力は見た目だけではないんですよ💪🤩
それ以外にもオーダーメイドでギターを作って良かったと思う理由はあるので、下記よりメリットを紹介していきます〆(・∀・@)
オーダーメイドでギターを作るメリット①世界に1つだけの自分のギターが作れる!
僕がオーダーメイドでギターを作る時に拘ったのは見た目だけではありません(ΦωΦ)フフフ・・
まず1つ目は金属部分が錆びないギターで、これは僕が手汗を多くかく上に、ギターのメンテナンスをあまりしないので、これまでのギターはフレットやその他の金属パーツがすぐに錆びていたんですよw
そこで金属パーツをほぼ全てステンレスで統一することで、この問題はオールクリアとなったのです!
ステンレスにすると、若干高くなりなりますが、錆びないので頻繁に交換する必要もなく、またフレットにおいては通常よりも、フレットが長持ちするため、長い目で見ればステンレスの方が経済的にお得なんですよ💪🤩
具体的には
- ペグ(マグナムロック)
- ナット
- テンションバー
- フレット
- ボリュームノブ
- フロイドローズ
- ピックアップ切り替え(ハムとシングルの)
という部分をステンレスにしたおかげで、メンテをあまりしない僕でもギターを綺麗にキープすることができるようになりました🥺
オーダーメイドの場合、木材やギターのシェイプはもちろん、細かいパーツの材質やメーカーも全て自分で選んで世界に1つのオリジナルギターを作ることができるので、これがオーダーメイドの最大・最高のメリットと言えます〆(・∀・@)
メリット②木材やギターのシェイプも自由に決めることができる!
ギターのシェイプ自体はお目当てのSuhrとほぼ同じですが、少しだけ変えてもらったのがカッタウェイで、少しだけ長めにして貰いましたねw
これは個人的な好みでそうしました🥺
またボディに関してはSuhrのハイエンドモデルのようなキルトトップで、ネックはハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)とこれだけで相当な値段になりましたねw
しか〜し、オーダーメイドの場合、金に糸目をつけると、究極の1本になり得ないので、ここは頑張りましたw
というように木材やシェイプの細か〜い部分も決めることができます!
もう少し詳しく言うと、ネックやボディに使用する木材は自分で選ぶことができるんです(ΦωΦ)フフフ・・
例えばローズウッドにせよマホガニーにせよ、同じランクの木でも木目は全部違うので、自分的に最も綺麗なものをチョイスするという感じですね!
ボディは絶対にキルト・トップじゃないと先生のSuhrっぽくならないので、これは絶対に最上級のキルト・メイプルが必要でしたね💪🤩
またネックなんですが、当初、普通のローズウッドにするつもりでしたが、運よく最高のハカランダが店に1本だけあったため、ここも思い切ってお願いしちゃいましたw
というように非常に細かい部分も自分の目で確かめて木を選ぶことができるので、ここもオーダーメイドでギターを作る時の楽しみの1つと言えると思います♪( ´θ`)ノ
メリット③自分のフォームやプレイスタイルに合わせたギターが作れる!
市販されているギターも素晴らしいクオリティの者は数多くありますが!?
『ココがもう少しこうだったら最高なのに(泣)』
と思うことが多々あるんですよw
しかし、オーダーメイドなら完全無欠の最高の1本が作れちゃうんですよ(ΦωΦ)フフフ・・
僕の場合、ボリュームノブの位置を若干下げて作っていますが、当時、ピッキングが未熟だったこともあり、ボリュームノブによく右手が当たって邪魔に感じていたんですw
そこで、ボリュームノブの位置を下げて作ってもらったわけです✅
またネックですが、コードを押さえる場合はある程度ネックが厚い方が押さえやすいのですが、僕はテクニカルなプレイをするのでハイポジションは薄いネックが好ましい...
というようなわがままな要望にもちゃんと応えてくれるのがオーダーメイドの良いところで、ローポジションは厚く、そしてハイポジションになるにつれ徐々にネックを薄くして貰ったのです♪( ´θ`)ノ
このギターのおかげでギターが上達したと言っても過言ではないですw
このように自分のフォームやプレイスタイルに合わせてプレイしやすいギターを作れる点もオーダーメイドでギターを作るメリットと言えます_φ( ̄ー ̄ )
オーダーメイドでギターを作るデメリット①試奏ができない
ギターを買う時って、多くの人が試奏すると思うんですが、オーダーメイドの場合は試奏ができないんです( ;´Д`)
なので、完成した時に初めて弾き心地や音を聴くことになるので、『絶対にギターは試奏しないと買う気がしない』
という方はオーダーメイドはオススメしないですw
ただし、オーダーメイドで作ったギターがクソみたいな音のギターだったという話は聞いたことはないですし、僕も最高のサウンドのギターが出来たという実感があります(ΦωΦ)フフフ・・
またオーダーメイドの場合、最高級の木材で作ることがほとんどなので、音の悪いギターを作る方が難しいので、心配はいらないでしょう✅
ただし、ネックの太さ厚さなどは拘った方が良いですね!
例えば市販のギターや現在、自分の持っているギターのネックと同じ太さ、厚さで作ることもできるので、ここは超絶拘りましょう💪🤩
ピックアップとか金属パーツなどは、後から変えることができますが、ネックやボディの太さ、厚さ、材質などは変更することができないので、そういう部分は妥協せずにベストなものをチョイスすることで、最高の1本が作れるハズです〆(・∀・@)
デメリット②完成するまでに時間がかかる
見積もり→最終確認→これでお願いしま〜す🥺
となってからギターが作られるため、完成までに1年以上かかります( ;∀;)
これは待つ楽しみというのもあるので、デメリットとというわけではないですが『この期間が待てない』『すぐにギターを手に入れたい』
という方はオーダーメイドは向いてないかもですねw
ただ、完成してショップにギターを取りに行き、ハードケースを開ける瞬間は感動の一言なので、いいですよ〜オーダーメイドw
デメリット③コストがかかる
オーダーメイドの場合、そこそこのクオリティが下手すると4、5本買えるぐらいの値段になることもあるので、とにかくコストがかかりますw
ちなみに僕のはかなり値引きして貰ったのですが、それでも60万近くかかりましたねw
このように『ギター1本に大金を使うのは嫌だ』
という方はオーダーメイドはおすすめしませんw
しか〜し、お金を使うだけの価値があることも事実で、オーダーメイドをする場合は、ケチらず、ド〜ンと使う方が絶対に後悔しない1本が作れますよ(ΦωΦ)フフフ・・
またオーダーで多少、安く作りたい場合はキルト・メイプルなどの高級な木材を使わなければ数十万安く作ることができるので、30万〜40万ぐらいで作ることも可能なので、お店の人に予算を予め伝えておくと、予算内で最高の1本が作れると思います〆(・∀・@)
オーダーメイドで失敗しないようにするにはお店選びが超重要!
オーダーメイドでもし『満足のいく1本ができなかった』
という場合の原因はお店選び。
もっと言えば、信頼できるスタッフのいるお店でオーダーしなかったことにあります_:(´ཀ`」 ∠):
オーダーメイドの場合、マジでスタッフとの信頼関係とコミュニケーションが大事なんですよ!
僕の場合は、オーダーメイドを頼む前から顔馴染みのスタッフがいるショップだったので、非常にスムーズに、そして理想の1本を手にすることができたんです💪🤩
ではなぜ、スタッフとの信頼関係やコミュニケーションが必要なのか?
例えば、木材やパーツについてプロ並みに詳しくない限り、わからないことが数多く出てくるわけです!
僕も、詳しい方ではないので、例えば『錆びないギターにしたい』と言えば『だったらステンレスが良いよ!』
みたいな感じで色々と教えてくれるんですよ👀
で実際、オーダーメイドはスタッフとの二人三脚で理想の1本を作るという作業なので、コミュニケーションが取れない(もしくは対応が悪い)お店やスタッフでは絶対に頼んではいけませんw
またお店だけでなく、オーダーする側も恥ずかしがったり、遠慮して要望を100%伝えなかったり、疑問点を聞かなかったりするのも良くありません(*´Д`*)
ガンガン聞いて良いんです!
(僕はウザいくらい聞いてましたw)
つまり『聞いた時に詳しく教えてくれるスタッフに担当して貰えるかどうかで、オーダーメイドのギターの完成度は大きく変わるのでそういうスタッフのいる店でオーダーを頼む』
ココが超重要ということです_φ( ̄ー ̄ )
オーダーメイドでギターを作る時の流れについて!
オーダーメイドでギターを作る場合、まずショップに行き、自分の作りたいギターの
- シェイプ
- ネック・ボディの木材
- 金属パーツ(メーカーや場合によっては位置)
- ポジション・マークの形や使用する貝の材質
- マウントするピックアップ
- etc...
をスタッフに伝えて、大まかな見積もりをしてもらいます✅
(これらは1日で終えるわけではなく、何回もショップに行き担当のスタッフと念入りに打ち合わせます)
その見積もりで、大体どのくらいの値段になるかがわかるので『もう少しイケる💪🤩』
という場合は木材のランクを上げたりし、『ちょっと厳しいなぁ』という場合は何かを削るわけですが、先ほども書いたように、できれば木材やシェイプなど、後から変更できない部分はケチらずに、パーツなど、後から変更できる部分を削った方が良いですね(*´Д`*)
そしてこれでOK!
という段階になったら、今度はギターの図面が送られてくるんです。
この図面ではギターの全長、ボディの厚さ、シェイプ、ネックの太さ、厚さなどが一寸の狂いもなく描かれており、これが最終確認となります!
もし、この時点で『やっぱりここは変えたい』という部分があれば変更可能ですが、これでOKしたら、もうやり直すことはできないので、最終確認は慎重に行いましょう✅
そして後は完成を待つばかりとなります(ΦωΦ)フフフ・・
低価格で世界に1本のギターが作れる『DIYギターキット』
オーダーメイドの場合は『とにかく高額になるので、なかなか手が出しづらい』というのがあります。
が!!!
安価でなおかつ世界に1つだけのオリジナルギターをGETする方法が存在します💪🤩
それは
これならめちゃくちゃ安価でオリジナルギターを作ることが可能なんです(ΦωΦ)フフフ・・
例えば、こちらのエクスプローラータイプの組み立てキットは『セットネック+マホガニー』という超本格的な仕様でありながら!?
27,500円(税込)
と非常にリーズナブルな値段で購入可能!!!
そしてカスタマイズ次第では上のエクスプローラーのように超高級ギター顔負けの美しい見た目に仕上げることができちゃうんです♪( ´θ`)ノ
またこのエクスプローラーちゃんの仕様はこんな感じになっています↓↓↓
デザイン | エクスプローラータイプ |
ボディ | マホガニー |
ネック | マホガニー |
指板 | ローズウッド |
ポジションマーク | ドット |
ナット | プラスティック |
パーツカラー | クローム |
ブリッジ | ストップテイルピース |
サドル | チューンオーマチック |
コントロールノブ | ブラック |
ペグ | クロマチックタイプ |
ピックアップ | ハムバッカー |
コントロール | 1Vol,1Tone |
ネックジョイント | セットネック |
パーツ類は後から自分好みのものに変更することもできるのでカスタマイズする楽しみもありますね!
また音も本格的で、ライブやレコーディングで使用できるレベルなので問題ありません💪🤩
エクスプローラータイプ以外にも
- レスポールタイプ(32,500円)
- テレキャスタイプ(25,800円)
- ストラトキャスタータイプ(ラージヘッド:16,500円)
- etc...
なども用意されているので好みのギターシェイプ(タイプ)の組み立てキットを購入して、自分だけの究極の1本をぜひ作っちゃってみてください(ΦωΦ)フフフ・・
まとめ
オーダーメイドでギターを作るメリット・デメリットを中心に紹介してきましたが、個人的にはデメリットよりも遥かにメリットが多い(大きい)と思っており、本当に作って良かったです💪🤩
完成してから既に15年経っていますが、現在もバリバリのメインギターとして活躍してくれている値段に見合った最高のギターと言えます(ΦωΦ)フフフ・・
なので『これからオーダーメイドでギターを作りたい』と思っている方は迷うことなく、作るべきw
また絶対に後悔しないために、スタッフととことん話し合い、相談することですね!
これをきちんとすることで、必ず満足のいくギターが手に入るので、妥協せずにスタッフと二人三脚でギターを作り上げちゃいましょう✅
それではまた_φ( ̄ー ̄ )