ネオクラとはイングヴェイによって開拓されたジャンルで正式にはネオ・クラシカルと言われるクラシックとロックを融合させた音楽ジャンルとなっています(ΦωΦ)フフフ・・
(ネオクラシカルメタルとも言われます)
イングヴェイ以前にも
- リッチー・ブラックモア
- ランディ・ローズ
- マイケル・シェンカー
- ウリ・ジョン・ロート
などのギタリストはクラシック音楽をロックに取り入れていましたがイングヴェイはバッハやパガニーニなどのフレーズを見事にロックと融合させ、ネオ・クラシカルというジャンルを確立させたためパイオニアはやはりイングヴェイでしょうね💪🤩
イングヴェイのクラシカルな速弾きはポール・ギルバートやトニー・マカパイン、ヴィニー・ムーア、ジェイソン・ベッカーと言った超絶ギタリストにも多大な影響を与えており、その後、これらのギタリストに世界中のギターキッズがインスパイアされたことでネオクラシカルは爆発的に広がっていくことに...
と書き出したら止まらなくなるので歴史のお勉強はこのくらいにしときましょうw
今回はフィンガリング&ピッキングをバリバリ鍛えるためのネオクラ系速弾きフレーズを8フレーズ用意しており、また各フレーズの攻略ポイントを解説しつつ進めていくので修行していってくださいな♪( ´θ`)ノ
(いきなり弾けないものもあるので、その場合はテンポを落としてゆっくり正確に弾く練習から始めてOK!)
それでは美しきネオクラの世界に足を踏み入れるとしましょう〆(・∀・@)
コンテンツ
EX-1 Aハーモニック・マイナーを1弦のみで弾くパターン!
まずはAハーモニック・マイナースケールを1本弦で弾き切るパターンですが!?
1本弦で速弾きするメリットは他弦への移動がないので非常に滑らかに弾けるという点です(ΦωΦ)フフフ・・
またこのような1本弦で弾き切るパターンはネオクラでの使用頻度が高いので16分のリズムを正確に出すことを意識して練習しましょう〜!
(フィンガリングパターンは覚えやすいと思うので丸暗記して手癖にすると良いでしょう)
横移動の時に音が途切れると一気に台無しになってしまうので、綺麗に音を繋げることも意識する必要があります(⊙_⊙')
そのため
横移動の際は肘を使って左手全体を目的のポジションに瞬時に運ぶ
イメージ・意識を持つことで音を綺麗に繋ぎやすくなるのでお試しあれ💪🤩
EX-2 1~6弦をリニアに横断するパターン!
次は1弦〜6弦をリニアに移動するパターンとなっています(ΦωΦ)フフフ・・
このフレーズはいかにノイズを出さずに弾けるかが最大のポイントとなるので人差し指と右手を使ってしっかり余弦ミュートする必要があります✅
↑の画像はEX-2の1小節1拍目を弾いてる時の余弦ミュート方法ですが!?
弾いている1弦以外の音(ノイズ)が入らないように人差し指の先で2弦に軽く触れ、右手の手刀部分で6〜3弦に触れて余弦ミュートしています(ΦωΦ)フフフ・・
こっちは6弦を弾いてる時で人差し指の側面を使って5〜1弦を余弦ミュートしてます。
弾いている弦やフレーズによって余弦ミュートのやり方は変わるので最初はかなり苦戦すると思いますw
ノイズレスな速弾きを行うには余弦ミュートの精度が超重要なので速弾きの練習をすると同時に余弦ミュートもしっかり意識してノイズレスな速弾きができるように修行しましょう💪🤩
EX-3 Aハーモニック・マイナーを6連符で弾き切る!
今度はAハーモニック・マイナーを6連符で弾き切るパターンですがこれもネオクラのど定番フレーズと言えますね(ΦωΦ)フフフ・・
このフレーズも運指パターン自体は複雑ではないのですぐに覚えれると思います。
が!!!
6連符というリズムを理解していないとこのフレーズを正確に弾くことはできないので
『1拍に対してどのように6音を入れるのか?』を少しだけお勉強しましょう↓
メトロノームをポチッと鳴らすと『ピッ、ピッ、ピッ、ピッ』と音が出ますよね?
あの”ピッ”の部分はリズムの表と言われる部分なんです(⊙_⊙')
しか〜し、表があるものは裏があるものでリズムにも裏が存在するんです💪🤩
↑の図は8分音符の際のリズム表と裏を表しておりカウントの”エン”の部分がリズムの裏になっています!
6連符の場合はリズムの表と裏に3音ずつ均等に入れることで1拍に綺麗に収まるのでリズムの表・裏を感じながら演奏することが攻略のカギとなります✅
(これは6連符に限らず全てのリズムで重要)
指を速く動かす=速弾きではなく
速弾き=速いリズムを弾くこと
を指すのでリズムを理解していないと永遠に正確に弾けるようにはなりません_:(´ཀ`」 ∠):
そのためリズム理論の勉強・リズムトレーニングを行うことが必要不可欠となります〆(・∀・@)
EX-4 ネオクラ臭満載!?ペダル奏法でフィンガリング&ピッキングを鍛える!
イングヴェイが多様する彼のトレードマーク、ペダル奏法でフィンガリング&ピッキングを鍛えちゃいましょう💪🤩
ペダル奏法はトップ・ノート(最も高い音)を固定し、それを上下させることでクラシカルな響きを得ることができるためネオクラ臭が非常に強くなりますが、フィンガリングが結構忙しいんですよw
このエクササイズで言えば
- ストレッチ(指を大きく開く)
- ジョイント(1本指で複数の弦を弾き分けるテクニック)
が出てくるのでフィンガリングを鍛えるのにピッタリな練習フレーズとなっています(ΦωΦ)フフフ・・
またピッキングはインサイドピッキングが鬼のように出てきますねw
オルタネイト・ピッキングはダウン→アップ→ダウン→アップを規則的に行いますがさらに
- アウトサイドピッキング(弦の外側の軌道になる)
- インサイドピッキング(弦の内側の軌道になる)
という2タイプのピッキングが存在します(どちらともオルタネイト・ピッキング)
恐らくですがアウトサイドよりインサイドピッキングが苦手な人が多い気がしますw
そして
『どちらのピッキングも弦と弦の距離感を掴む』
というのが習得のカギとなります(ΦωΦ)フフフ・・
(『インサイドが苦手(泣)』という方はEX-4のようなフレーズを使って練習することで距離感を掴めるようになるので鬼練してくださいw )
EX-5 ボックスポジションを使って下降フレーズをキメる!
これはAハーモニック・マイナー・スケールのボックスポジションを使った下降フレーズとなっていますが!?
まさに脳筋ギターという感じになってますねw
最初の7連符→6連符に切り替わる瞬間にリズムが走りやすいので注意しましょう〜!
(ちなみにイングヴェイはリズムがかなり走る傾向がありますw )
この手のフレーズは本来スライドやハンマリング&プリングなどを混ぜて使うことが多いですがあえてフルピッキングで弾き切るようにしてます(ΦωΦ)フフフ・・
こんな感じで音を詰め込んだフレーズはネオクラでは多いのでバッチリ弾けるようにフィンガリング&ピッキングを鍛えるべし💪🤩
EX-6 2本弦アルペジオをエコノミー・ピッキングで攻略せよ!
2本弦アルペジオをエコノミー・ピッキングで弾き切るエクササイズですが!?
エコノミー・ピッキングは速くピッキングできる反面『ダウン→ダウン→アップやアップ→ダウン→ダウン』というように不規則なピッキングのため
めちゃくちゃリズムキープが難しい_:(´ཀ`」 ∠):
という難点がありますw
例題フレーズのような16分音符のリズムも走りやすくなるので注意が必要ですね〜!
攻略ポイントは
『フィンガリングにリズムを宿す』
ことで、フィンガリングでしっかりとリズムを感じ、それを(フィンガリングを)ガイドにしてピッキングを合わせるようにすると上手くできるようになるのでメトロノームやリズムマシンを使用して練習するようにしましょう(ΦωΦ)フフフ・・
EX-7 マイナー型&ディミニッシュ型3本弦スウィープ!
EX-7はマイナー型&ディミニッシュ型が入り混じった3本弦スウィープとなっています✅
マイナー型→ディミニッシュ型→マイナー型→ディミニッシュ型...
という感じで1拍ごとに切り替わるのでフィンガリングを大いに鍛えれるハズ(ΦωΦ)フフフ・・
またスウィープの時にありがちなのが抵抗をなくすためにピックを浅く当てる人が多いんですが!?
ピックを浅く当てると輪郭のない細い音になってしまいます...
それを回避するには
ピックをガッツリ深く当ててスウィープする
ということで、このようにピッキングすることで輪郭のある太いサウンドになります(ΦωΦ)フフフ・・
当然、浅く当てた時に比べてプレッシャーは強くなりますがピックを振り抜くスピードを上げ、ピックがパタパタ動くくらい軽く握ることで問題なくピッキングできちゃうのでお試しあれ💪🤩
EX-8 オクターブの彼方へと飛ぶぞ!?
3連符中心のエクササイズ・フレーズですがテンポが200とかなり速いので一筋縄ではいかないんですよ(ΦωΦ)フフフ・・
さらにこのテンポで長州力ばりに1オクターブ上のポジションまでぶっ飛ぶので肘を使って左手全体を瞬間的にハイポジションまで持っていきましょう💪🤩
またこのフレーズは最後のH.C(半音チョーキング+ビブラート)にしっかりと着地し、流れるようなニュアンスが出せればパーフェクトですね!
イングヴェイもよくこんな感じのフレーズを弾いているのでイングヴェイファンは弾けるように猛練習したりましょう〆(・∀・@)
まとめ
お疲れ様でした〜♪( ´θ`)ノ
今回はネオクラ系速弾きエクササイズ・フレーズでフィンガリング&ピッキングを鍛えようという内容でお送りしましたが正確に弾くとなるとどのエクササイズも難しかったと思いますw
また速弾きは派手なテクニックですが習得するには地味な練習を積み重ねる必要があります。
それは記事内でも触れたリズムだったり、フィンガリング強化や激速フレーズをスムーズに弾くためのピッキングスキル習得など...
しかし、この辺りは独学ではなかなか身につけるのが難しく、また変な癖がつくと思うように上達しないので本気で速弾きが習得したいという方はギターレッスンを受けてみるのも1つの手です(ΦωΦ)フフフ・・
おすすめなのはTHE POCKETというスクールでココは10年以上前からオンライン専門で質の高いレッスンを提供しているので自宅にいながらメキメキ上達することができちゃいます✅
また25分の無料体験レッスンも行っているので『なかなか上手くならない(泣)』という方は一度レッスンを受けてみるといいでしょう!
もちろんネオクラなどの速弾きも教えてもらえるのでバリバリ上手くなっちゃってくださいな(ΦωΦ)フフフ・・
それではまた〆(・∀・@)
THE POCKETは10年以上にわたってオンラインギターレッスンを行ってきた実績を持つ音楽教室で オンライン上でも非常に分かりやすいレッスンを提供してくれます(ΦωΦ)フフフ・・