ギタリストたるもの、練習中であってもミスはしたくないものです。
が!!!
ミスを気にする(恐れる)あまり特に初心者の場合は
『上達しない原因になってしまう』
んです_:(´ཀ`」 ∠):
この記事ではミスを気にすることで陥りやすいフィンガリング・ピッキングや、そもそもなぜミスが起こるのか?
さらにはミスを減らす方法などを紹介していくのでミスを気にしながら常に練習している人は必見の内容となることでしょう←知らんけどw
それでは早速みていきましょう(ΦωΦ)フフフ・・
コンテンツ
ミスを気にしすぎると陥りやすいケース①フィンガリング編
シングルノート(単音)やコードを押さえる時にミスをしたくない(*´Д`*)
そんな思いからついネックを上に向けてしまいがちに...
フラットに構えた場合の見え方はこんな感じで、ほぼ6弦しか見えない状態w
しか〜し、ネックを傾けるとこ〜んなに見えやすくなる💪🤩
というのが罠なんですw
見えやすくなるため、つい構えてしまいたくなるんですが...
この状態で弾き続けて慣れてしまうと、フラットに構えたり立って弾く場合に
指板の見え方がまるで変わってしまうため全く弾けなくなる
んです!!!
これが最大のデメリットで、指板が見えない状態だと演奏力が劇的に低下してしまうわけです_:(´ཀ`」 ∠):
また動画内でも紹介した通り、フラットに構えた時に指板が見えないからと顔を近づけたり覗き込んだりもNGです!
- 単純に見た目が悪い
- 姿勢が悪く身体に負担がかかる
- 弦が切れた時に危険
またネックを傾けると手首の返りがキツくなり、この状態だと指が開きづらく、その状態で無理矢理ストレッチ(指を開く)すると
腱鞘炎のリスクが高まる
ので百害あって一利なしw
腱鞘炎になると2週間〜1ヶ月ぐらい治らない場合もあるので、その間、ギターの練習ができなってしまいます_:(´ཀ`」 ∠):
というように指板を見えやすくすることで、ミスが少なくなるかと思いきや!?
演奏面・身体面の両方にデメリットが生じてしまうわけです!
なので、ミスをしても良いので、ポジションマーク(ネック上にあるドットマーク)を見ながらポジション移動や押弦し、感覚を掴むようにすることが上達への近道となります_φ( ̄ー ̄ )
ミスを気にしすぎると陥りやすいケース②ピッキング編
ミスを気にすることでピッキングが弱くなりがちになります_:(´ཀ`」 ∠):
具体的には目的の弦以外を弾くことを恐れてしまい
弦を狙い過ぎてピッキングが弱くなってしまう
わけです(⊙_⊙')
ロックギターにおける理想的なピッキングはピックが弦を通過する時の瞬間スピードが速いほど良く、こうすることで太くて輪郭のあるサウンドが得られ、さらにピッキングの引っかかりも改善することができます💡
逆にピッキングが弱いと(通過スピードが遅い)細くて輪郭のないサウンドとなり、またピッキングの引っかかりの原因になります。
(もちろんピックの持ち方やピッキングフォーム、その他の身体の使い方も関係する)
コードの場合では、特に余弦ミュートに自信がないことから、他の弦を鳴らさないようにと特定の弦だけを狙ったストロークになりがちです(*´Д`*)
そのようなコードストロークだと、非常に弱々しくなるため、コードを鳴らした時に『ジャララ』みたいな感じでアルペジオみたいに音が分散して聞こえてしまいます。
逆に勢いのあるスパッとしたストロークの場合は、コードが塊として聞こえ、これがコード一発鳴らせばそのギタリストのレベルが分かると言われる理由ですね(ΦωΦ)フフフ・・
コードストロークにおいても瞬間的な振り抜くスピードが重要で、これを行うには何よりも
『余弦ミュートがしっかりできるようになること』
ココに自信を持てれば、もう弱々しいストロークにはならないでしょう_φ( ̄ー ̄ )
どんなに上手いギタリストでもミスは必ずある!
これはどんな天才ギタリストであってもミスは絶対にありますw
もちろん、このレベルのギタリストは頻繁にミスをするわけではありませんが、それでも練習段階の曲やフレーズがノーミスで弾けるわけではありません。
つまり!!!
そんな天才たちですらミスをするのだから、初心者がミスするのは当たり前です(ΦωΦ)フフフ・・
それよりもミスを恐れてフォームが悪くなったり、弱いピッキングが癖になることの方が問題なんです!
例えばライブで1曲を丸々弾く時に思いっきり弾いて少しミスるのと、最初から最後までミスを恐れてチマチマ弾くのでは、リスナーの印象は大きく変わるでしょう✅
またミスを気にしながら練習することで、いつまで経っても自信がつかないというデメリットもあります。
というのもミスをすることを前提として練習しているので、マインド的にもどうしてもネガティブになってしまい、このことが大きく上達を阻むわけです_:(´ཀ`」 ∠):
ではなぜミスをするのか?
ココにも少し触れておきましょう↓
曲やフレーズを体(指)が覚えてない段階ではミスが多くなる!
例えば曲をコピーするとしましょう。
その時に
- コード進行
- バッキングパターン
- リズム
- ギターソロ
など...
コピーし始めの際はまだ体や指がしっかり覚え切ってない状態と言えますが!?
この場合だと、どんなギタリストでもミスる可能性が高くなります(⊙_⊙')
なぜなら、次のコードなんだっけ?
このポジションでこのフィンガリングパターンだったよな!?
というように考えながら弾く状態だと瞬時にコードフォームを形成したり、指が正しいポジションや弦を押さえることができないんですよw
しか〜し、弾き込んでいく内に頭であれこれ考えずとも、体(指)が勝手に反応して弾くべきコードやフレーズがスラスラ弾けるようになり、こうなればミスは大きく減るということになります!
これは脳の機能と大きな関係があり、練習することで正しいコードやフィンガリングパターンを脳がインプットし、それが完了すれば何も考えずとも勝手に体が反応するようになるんです!
が!!!
これはある程度、演奏技術がある場合の話で、初心者や演奏スキルが身についてない人は別の原因が存在します↓
ミスではなく演奏するためのスキルが身についていない!?
そもそも演奏するための基本スキルが身についていない状態だと、
それはミスではなく弾ける状態にない
ということになります_:(´ཀ`」 ∠):
これはマウントとかではなく事実で、例えば僕の場合エレキギターでメタルの曲を弾けと言われたら、ある程度、弾ける自信がありますが←多分w
『アコギでフィンガーピッキングでこの曲を弾け!』
となったらまるで弾けなくなりますw
つまり、演奏するための技術が備わっていなければ弾けないということなんです!
これはプロギタリストでも同じどんなにテクニカルな速弾きができるギタリストでも自分が習得していない奏法で違うジャンルのプレイをするのは非常に難しいんです(*´Д`*)
なので!!!
初心者や現在、ギターがあまり弾けないという方は『上達するためのプロセスとしてミスがあるのは当たり前』という考えで
『ミスを恐れずに思い切って弾く』
ということを猛烈に意識して練習することで、次第に演奏技術が身につきミスが減るようになるでしょう(ΦωΦ)フフフ・・
【これでミスが激減】①曲やフレーズが覚えやすくなる方法
曲やフレーズを覚えるときに譜面を使って練習する人は多いと思いますが!?
譜面ばかりを見て指板を全く見ないで練習すると、なかなか覚えることができません(*´Д`*)
なので、譜面でポジションやコード進行、コードフォームなどを確認したら、必ず指板を見て覚えるように癖づけましょう!
こうすることで曲やフレーズが早く覚えれるようになりますよ(ΦωΦ)フフフ・・
ちなみにですがTAB譜を見ながらコピーするよりも耳コピの方が早く覚えることができます✅
耳コピの場合は聞いた音を指板上で探ることから始めるので、意識がすでに指板上にあるわけです!
そのため『TAB譜でポジションを確認しながら覚えるよりも早く覚えれる』
というわけです_φ( ̄ー ̄ )
②ポジション移動時のミスを減らす方法!
演奏中のミスで多いのがポジション移動の時で、目的のポジションの手前や行き過ぎてしまうなどが挙げられます(*´Д`*)
このミスが起こる原因は
現在押さえているポジションに視点を向けている
からなんですよ(⊙_⊙')
この場合、ポジション移動する瞬間に次のポジションへと視点を切り替えるため、瞬時に目的のポジションに左手を持っていくことが困難になり、そのため手前・行き過ぎてしまう...
これを改善するためには
『視点の切り替えを早めに行う』
ことです!
つまり、既に押弦しているポジションをガン見するのではなく、正しいポジションに指を置いたら、すぐに次のポジションに視点を切り替えておく✅
こうすることで、手前で止まったり、行き過ぎることがなくなりポジション移動時のミスを劇的に減らすことが可能になります〆(・∀・@)
③基本テクニックをしっかり身につける!
前述したように『基本的なスキル(基本テクニック)が身についていない=弾ける状態にない』
ので、とにかく基本テクニックをしっかり身につけることが超重要になってきます(ΦωΦ)フフフ・・
基本テクニックを身につける際には多くのミスがあると思います。
が!!!
ギターが弾けるようになった全てのギタリストは膨大な数のミスをしながらテクニックを習得しているので、上達のための下積みと思って、焦らずにじっくりとマスターしていきましょう✅
基本テクニックについて詳しく知りたい方は関連記事をチェックしてみてちょうだい_φ( ̄ー ̄ )
ミスが上達するために必要な理由!
最後にミスをすることで得られる上達について紹介したいと思います(ΦωΦ)フフフ・・
ミスとはネガティブな印象がありますが、上達のための情報が詰まっているためポジティブに捉えていいんです!
なぜなら、ミスをすることで、自分がどのようなプレイが苦手なのかを把握することができるため、苦手なテクニックを重点的に練習することでギタープレイ全体の底上げができちゃうんです✅
つまりミスによって自らの弱点を読み取ることで、上達することが可能になるというわけですね!
人によって
- フィンガリング
- ピッキング
- 各テクニック
- コードプレイ
- リズム
- etc...
など、自分の弱点がミスにより浮き彫りになると思いますが、これは全てチャンスだと思えるようになると
ミスすらも楽しめる
というマインドになるため、モチベーションも爆上がりすること間違いなしです_φ( ̄ー ̄ )