テンション・コードはジャズやフュージョンのギタリストであれば頻繁に使用するため馴染み深いと思います。
が!!!
ロックギタリストの場合、テンションコードの使用頻度がジャズ・フュージョンに比べて低いため
『押さえ方がわからない🥺』
という方も多いハズw
そこで様々なテンションコードの押さえ方を紹介しますが!?
小難しい音楽理論は全て排除するので
『押さえる&押さえ方を丸覚えする』
ということだけに完全集中してください♪( ´θ`)ノ
もちろん、テンションコードに限らず、コードを覚える時は『コードファンクション(コードの機能)を理解した上でコード進行の中でどのように使われるのか?』
というのが一般的ですが...
この記事の最大の目的は
『テンションコードを押さえてフィンガリング性能を爆上げさせる』
ということデス(ΦωΦ)フフフ・・
コンテンツ
- 1 テンションコードを押さえるとなぜフィンガリング強化できるの?
- 2 メジャー・セブンス・ナインス(6弦ルート)
- 3 メジャー・セブンス・サーティーンス(6弦ルート)
- 4 メジャー・セブンス・シャープ・イレブンス(6弦ルート)
- 5 セブンス・ナインス(6弦ルート)
- 6 セブンス・サーティーンス(6弦ルート)
- 7 セブンス・フラット・ナインス(6弦ルート)
- 8 セブンス・シャープ・ナインス(6弦ルート)
- 9 セブンス・シャープ・イレブンス(6弦ルート)
- 10 セブンス・フラット・サーティーンス(6弦ルート)
- 11 マイナー・セブンス・ナインス(6弦ルート)
- 12 マイナー・セブン・イレブンス(6弦ルート)
- 13 マイナー・セブン・イレブンス(5弦ルート)
- 14 マイナー・メジャー・セブンス・ナインス(6弦ルート)
テンションコードを押さえるとなぜフィンガリング強化できるの?
ロックではパワーコードという非常に押さえやすくアホみたいにカッコイイサウンドのコードがありますが!?
押さえやすいコードはフィンガリングに負荷がかけ辛いとも言えるわけです(*´Д`*)
逆にテンションコードの場合、人差し指〜小指までをフル動員させて押さえ、またコードによってはストレッチ(指を大きく開くこと)も必要になるので
指に負荷がかかる
わけです!
そしてこのように指に負荷を与えることで
- 指が動くようになる
- 指が開くようになる
- 単純にテンションコードの押さえ方が覚えられる
- 様々なコードをパッと押さえられるようになる
というような効能があるため
フィンガリング性能を爆上げすることが可能
になるということです(ΦωΦ)フフフ・・
つまり、速弾きなどのテクニカルなプレイの質も上げることができるので、ロックギター全体のギタープレイのクオリティを大きく上げることが可能になります!!
ということを知ったらテンションコードにチャレンジしてみたくなったと思いますw
それでは早速、様々なテンションコードの押さえ方をテンションアゲアゲ⤴️
で見ていきましょう♪( ´θ`)ノ
メジャー・セブンス・ナインス(6弦ルート)
ルートの6弦を親指で押さえる定番の押さえ方ですね!
また親指で5弦を余弦ミュートすればバッチリです(ΦωΦ)フフフ・・
こちらはより厚みのあるサウンドになりますね!
5&3弦は人差し指でセーハしますが、弦が浮いてしまうと音が綺麗にならないので注意しましょう🥺
メジャー・セブンス・ナインス(5弦ルート)
5弦ルートの中ではど定番で使用頻度が激高の押さえ方です✅
セーハコードが押さえられる人なら、すんなり押さえられると思うので丸覚えしちゃいましょう(ΦωΦ)フフフ・・
メジャー・セブンス・サーティーンス(6弦ルート)
メジャーセブンスコードに13thをぶち込んだ△7(13)コードは先ほどの△7(9)コードと同じく多様されるテンションコードでナインスよりもやや明るいサウンドになります✅
そしてこの6弦ルートの△7(9)は使用頻度が高く、また割と押さえやすいので覚えておいて損はありませんよ(ΦωΦ)フフフ・・
↑の押さえ方に比べるとやや難易度が上がりますが、その分、指に負荷をかけることができるのでチャレンジしてみてください!
メジャー・セブンス・サーティーンス(5弦ルート)
人差し指の腹で4弦に軽く触れて余弦ミュートしたりましょう🥺
ローポジションで押さえるときは人差し指が結構なストレッチになるので、指をガバッと開いて押さえましょう💪🤩
仮に押さえられなくても、押さえようとすることで次第に指が開くようになります_φ( ̄ー ̄ )
メジャー・セブンス・シャープ・イレブンス(6弦ルート)
△7(9)や△7(13)に比べると出番は少な目ですが、和風な音なので弾いているうちに癖になるかもw
この押さえ方は△7(#11)を体感するにはピッタリだと思いますね!
小指のストレッチが出てきますねw
小指の部分がまさに#11thの音になるので頑張って指を広げてください(ΦωΦ)フフフ・・
(小指を外すとメジャー・セブンス・コード)
メジャー・セブンス・シャープ・イレブンス(5弦ルート)
5弦ルートの中ではこれが一番押さえやすいかな!?
というコード・フォームになっています✅
このフォームも定番で美しい響きなので、ギターが手元にある方は鳴らして確認してみてください🥺
セブンス・ナインス(6弦ルート)
セブンス・ナインス・コードはテンションコードの中では比較的、押さえやすいコードフォームが多いので取っ掛かりやすいと思います(ΦωΦ)フフフ・・
このフォームのポイントなるのはセーハと小指をアーチ状にすることで、これさえできればスグに押さえれるハズw
このフォームは指が密着するのでローポジションの方が押さえやすいかも!?
セブンス・ナインス(5弦ルート)
カッティングとかにも最適なフォームなので、要丸覚えですw
上のフォームに1音足したフォームで、薬指のセーハで3〜1弦を押さえます✅
セブンス・サーティーンス(6弦ルート)
セブンス・コードに13thをトッピングしたセブンス・サーティンスですが、6弦ルートのど定番のフォームなので丸覚えしときましょう(ΦωΦ)フフフ・・
6〜1弦までフルで押さえるフォームです!
セーハをしっかり行うことはもちろんですが、その他の指が寝ないようにアーチ状にすることで綺麗に音が鳴ります🥺
セブンス・サーティーンス(5弦ルート)
ローポジションの場合は特に小指のストレッチがキツくなりますが指の開きを強化できるのでぜひ、ローポジでチャレンジしてみてくださいw
上の押さえ方に比べて、こっちは明るい響きになりますね!
コードフォーム的には人差し指とその他3本の指が1フレット開くので人差し指と中指の間をガバっと開いて押さえましょう_φ( ̄ー ̄ )
セブンス・フラット・ナインス(6弦ルート)
7(♭9)は緊張感のある響きのコードで、この押さえ方は定番となります。
が!!!
中指と薬指の間は最も開きにくいので、このコードに苦戦する人も多いかも!?
しか〜し、押さえるうちに中指&薬指の間が拡張され、いつの間にか押さえられるようになっているので修行あるのみ(ΦωΦ)フフフ・・
このフォームでは6弦を親指で押弦します✅
また親指で5弦に軽く触れて余弦ミュートを行うようにしましょう_φ( ̄ー ̄ )
セブンス・フラット・ナインス(5弦ルート)
このフォームでは2弦2フレットが♭9thとなっている定番の押さえ方です(*´ー`*)
これも人差し指のストレッチが鍛えられますねw
しかし、非常にオシャレなサウンドなのでオススメのコードフォームとも言えます_φ( ̄ー ̄ )
セブンス・シャープ・ナインス(6弦ルート)
7(#9)はジミ・ヘンドリクスが多用したため、ジミヘン・コードとも呼ばれています(ΦωΦ)フフフ・・
(ジミ・ヘンドリクスは5弦ルートE7(#9)を多用してました)
このフォームは押さえやすく響きもカッコいいのでオススメですよ!
これも押さえやすいですが、低音弦中心なので響きがやや重たい感じになります🥺
セブンス・シャープ・ナインス(5弦ルート)
まさにこのフォームこそジミ・ヘンドリクスが使用していた”ジミヘンコード”ですね!
コード一発鳴らすだけでジミヘンの雰囲気を体感できるのでこの押さえ方は絶対に覚えておきましょうw
これも5弦ルートのE7(#9)で、人差し指のストレッチが必要です。
が!!!
先ほどのジミヘンコードの方を覚えておけばOKですw
なのでトレーニング用として押さえてみてください_φ( ̄ー ̄ )
セブンス・シャープ・イレブンス(6弦ルート)
セブンスコード(ドミナント)に#11thをぶち込んだ7(#11)ですが、このフォームでは中指の腹で5弦に軽く触れて余弦ミュートし、さらに1弦も人差し指の腹で余弦ミュートすることを意識して押さえてみるべし💪🤩
低音弦中心のフォームで重たさはあるものの、サウンドはクールです(ΦωΦ)フフフ・・
セブンス・シャープ・イレブンス(5弦ルート)
サウンド的には緊張感のある怪しい響きで、ロックではクラッシュサウンドとして使っても面白いかなという感じです(ΦωΦ)フフフ・・
ローポジションではなかなかキツイですが、人差し指を開くというよりは伸ばすというイメージの方が届きやすいかも!?
セブンス・フラット・サーティーンス(6弦ルート)
続いては7(♭13)で、このフォームは定番中の定番で、さらにトップノート(コード内で最も高い音)に♭13thが入っているのでサウンド的に使いやすいと思います(ΦωΦ)フフフ・・
こっちの方は難易度が高いですがその分、フィンガリングを鍛えることができるので苦行難行に挑みましょうw
セブンス・フラット・サーティーンス(5弦ルート)
このフォームでは中指は使用せず、人差し指セーハで薬指で2弦、小指で4弦を押弦します✅
響きがよくオススメのフォームですね!
一見難しそうですが!?
意外と押さえやすいんですよw
人差しと中指の間の拡張にも最適(ΦωΦ)フフフ・・
マイナー・セブンス・ナインス(6弦ルート)
通常のマイナー・セブンス・コードも良いですが、9thをトッピングすることでよりクールな印象になります✅
このフォームでは6弦を親指で押弦しますが、親指なしでもOKです!
(その場合はルートの省略形コードとなります)
こっちの方は低音弦中心のため渋い雰囲気のサウンドになります(ΦωΦ)フフフ・・
マイナー・セブンス・ナインス(5弦ルート)
5弦ルートのマイナー・セブンス・ナインスといえばコレ!
というぐらい使用頻度の高いフォームなので丸覚えしましょう💪🤩
これはフィンガリングに負荷がかかりまくるので良いですね!
人差し指が開けばイケる!?
マイナー・セブン・イレブンス(6弦ルート)
次はマイナーセブンスコードに11thをトッピングしたm7(11)コードですね!
中指、薬指、小指が同一のフレットを押さえることになるので、ハイポジション過ぎると逆に難しいかもです(*´ー`*)
究極のセーハw
これが押さえれればFコードなどのセーハは楽勝になるハズ(ΦωΦ)フフフ・・
ちなみに6弦〜1弦の開放弦を全て鳴らすとEm7(11)になります_φ( ̄ー ̄ )
マイナー・セブン・イレブンス(5弦ルート)
トップノートにテンション(11th)が配置されているので使いやすいフォームです!
人差し指の側面でセーハし、その他の指はしっかり立てましょう(ΦωΦ)フフフ・・
フュージョンでよく使用されるフォームで非常に押さえやすいのも魅力です!
マイナー・メジャー・セブンス・ナインス(6弦ルート)
m△7に9thをトッピングしたm△7(9)はライン・クリシェなどでよく使われます🥺
このフォームのポイントは『セーハをしっかり行い、さらに薬指&小指が5弦、1弦というように離れているのでしっかり指をアーチ状にする』
ということです_φ( ̄ー ̄ )
低音弦中心のフォームで、しっかりポジションを確認してから押さえる練習をすることで指が迷うことがなくなるでしょう(ΦωΦ)フフフ・・
マイナー・メジャー・セブンス・ナインス(5弦ルート)
比較的押さえやすい定番フォームで響きもクールです!
逆にこちらは人差し指が非常に辛く、サウンド的にもキツめの響きになりますw
どうしても指が届かない場合はEm△7(9)でやると若干ですが負担が減るので、そこから始めてもOKです!
まとめ
というようにテンションコードを紹介してきましたが、いきなり全て覚える&押さえるのは無理ゲーなので、押さえやすい(覚えやすい)ものからチャレンジすることをおすすめします✅
実際、単音プレイよりもコードをの方がフィンガリングに高負荷をかけることができるので、テンションコードなどの複雑なコードを押さえる練習を取り入れてフィンガリング性能を爆上げしちゃいましょう(ΦωΦ)フフフ・・
また高難易度のコードが押さえられるようになると、ジャズ・フュージョンなどのジャンルにも自然と興味が湧き、引き出しを増やすことができるというメリットもあるので良いこと尽くめです!
それでは今回はここまでとなります。
が!!!
関連記事もぜひチェックしてみてくださいな〆(・∀・@)