”寝てる間にギターの技術が身に付く”という摩訶不思議な現象について
今回は書いていきますw
ギターを練習し続けていると
『今まで出来なかったことがある日突然出来るようになった』
『前日までは出来なかったことが一晩寝たらスムーズに出来るようになった』
というケースがあります(⊙_⊙')
このような現象はどのようなメカニズムによって起きるのか!?
それでは早速、みていきましょう〆(・∀・@)
ギターの練習は感覚をインストールする為に行う!
ギターの練習時に必要なマインドは
練習している時は感覚を身につける時間であり、練習中に上達する必要はないという事です💡
例えば、自分が習得をしてない技術を新たに習得する時には
最初なかなか感覚が掴めずにミスもかなり多いと思います(⊙_⊙')
しかしミスは決してネガティブな事ではなく
上手く弾けない時の感覚を知るのためのデータなんです!
多くのミスを重ねる事でミスのデータが自分の中で出来上がり
ミスのデータから『このやり方だと上手く弾けなかったから次はこのやり方を試してみよう』
と選択肢を増やしていく事ができるようになりますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
そして試行錯誤しながら練習していると一瞬上手く弾ける瞬間が訪れるのですが、
その瞬間に今までにはない感覚を感じると思います💡
感覚を身につける作業こそが、練習なのです✅
例えば、スマートフォンで使いたいアプリがある時にインストールをしますよね?
インストールをしている間、様々なデータを取り込んでます。
そしてインストールが終わればアプリは使用可能となります。
ギターの感覚を身につける作業もアプリのインストールの過程と似てます📲
まず身につけたい技術を決める(アプリのチョイス)→練習(インストール中)→技術習得(インストール完了)
そしてインストール中に必要なのは練習と睡眠が非常に大事になってくるのです🛌
練習の第一段階はミスをしながら上手く弾く為の感覚を模索して行きます。
この時に膨大な数のミスのデータが集まり
ミスのデータから上手く行きそうな方法を模索することで上手く弾ける瞬間が訪れます!
第二段階では上手く行った瞬間の感覚(フォーム、角度、身体の使い方、etc...)をインストールする為に練習で体に覚えこませます〆(・∀・@)
睡眠はデータ整理をしてくれる!
第一段階の練習で膨大に集まったミスのデータの中に混じって、
第二段階の練習時に行っている本物のデータ(上手く弾けたデータ)があります🤩
”この本物のデータを睡眠中に脳が整理をして、本物のデータを体にインストールしてくれます”
(今まで出来なかったのにある日突然出来るようになったというパターンは
データ整理が行われ感覚が完全にインストールされたから)
人体は本当に不思議なもので食事をすれば自動的に消化され、栄養を吸収して、
不用な物は排泄されます。
この一連の作業は自分が動かしているのではなく、体が勝手にやってくれますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
同じように脳は勝手にデータ整理をしてくれるのです🧠
しかし、ここで重要なのが第二段階の練習をどれだけやったかが重要で
第二段階の練習は脳に『これが本物のデータだよ!』と伝える為の作業なんです。
いかに人間の脳が優れているからといっても
無数のミスのデータからたまたま本物のデータをインストールしてくれません。
脳に本物のデータだからこれをインストールして欲しい!
と伝える為には第二段階の練習で『本物のデータを意識』する事が重要。
日々の練習で、本物のデータを意識して練習する事で、
脳が本物のデータをインストールしてくれる訳です!
そしてインストールされた後は練習開始直後に感覚が今までと違うとすぐに実感できると思います。
”昨日は弾けなかったのに、朝起きて弾いたら弾けた?!”
みたいな時は無事インストールが完了した時です🤩
過去のミスのデータは無駄ではない!
テクニックや技術を身につけるまでには”膨大な数のミス”をすることによりミスのデータが出来上がります。
脳がインストールするまでの過程でこのミスのデータが必要なのですが、
他にもこのミスのデータが役立つ事があります!
それは次のレベルや新たにテクニックを身につける時に役立ちます🤩
例えば『Aさんはカッティングがやりたい』と思い過去に重点的に練習したとします。
そしてカッティングを習得する為にリズムトレーニング、コードチェンジ、ピッキングの練習をして
カッティングが上手くできるようになるまでにAさんは2年かかったとします(⊙_⊙')
その時にAさんは単音カッティングは全く練習していなかったので
単音カッティングを習得する為に練習を始めるのです🎸
するとAさんは単音カッティングのコツを1週間で掴む事ができましたᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
これは最初のカッティングの練習の時には膨大な数のミスのデータが出来たAさんですが、
単音カッティングの場合の時はミスのデータが
カッティングの時に比べて遥かに少なかったのです。
カッティングの時で得た本物のデータを持っているAさんはカッティングに必要不可欠なリズム理論、
コードワーク、ストロークなどは既に習得しています✅
単音カッティングに必要な余弦ミュートのみクリアすれば良いので、
ミスのデータが生成された数は、カッティングに比べて遥かに少なかったのです!
ミスのデータの中には、このやり方で弾くと弾けないというデータが入っています。
そしてそのデータを分析する事で、なぜそのやり方では弾けないのかが分かるようになり、
本物のデータ(上手く行くやり方や感覚)にたどり着くまでの時間がどんどん短縮されて行くのです!
努力は決して裏切らない🤩
- 第一段階の練習ではミスのデータが多く生成される
- 第一段階の練習中に上手く行った時の感覚(本物のデータ)を記憶する
- 第二段階の練習で本物データ意識しながら繰り返し練習する(脳へこのデータをインストールさせる為)
- 睡眠時にミスデータの中から本物データを探し出しインストールする事で感覚は身に付く
- ミスのデータは無駄ではなく、新しく技術を習得する際に本物データにたどり着く時間を短縮させる事が可能