『スケールの覚え方』で検索すると大量にスケールを覚えるコツが
書かれていますが
ある特定のキーのスケールを覚えること自体は難しくないんですよw
少なくてもギターを演奏することに比べれば
遥かに簡単なんです🤩
ではなぜ!?
スケールが覚えれないと悩む人がいるのでしょう?
それは...
『音楽的に覚えてない』からです(⊙_⊙')
例えばAマイナーペンタを覚えたとして
次にB♭マイナーペンタを弾こうとすると...
『どうだったっけ?w』
『こうなる原因は何なのか?』
そして『音楽的にスケールを覚えるとどのようなメリットがあるのか?』
コンテンツ
スケールは音楽的に覚える!
スケールは丸暗記して覚えてもあまり意味がないのです💦
理由は
- すぐに忘れる
- キーが変わると別のスケールのように感じる
- 違うスケールを覚える時に過去に覚えたスケールとの共通音や関係性が分からない
などが挙げられます(⊙_⊙')
すぐに忘れてしまう
例えばテストの前日に英単語を一夜漬けで丸暗記しても
しばらく経つとほとんど忘れるじゃないですか?w
スケールも同じで暗記しても時間が経つと忘れてしまいます🐝
ある特定のキー(Aマイナーなど)でスケールを覚えても
キーが変わると使えなくなる場合があるんですが
キーが変わるとスケールのポジションが分からなくなるのは
『指板の見え方が変わる』からです👀
見え方が変わるのはフレットの間隔とポジションマークが原因で
ギターのフレットの間隔はローポジションとハイポジションでは
見え方が大きく変わります(⊙_⊙')
ハイポジションになればなるほど
フレットの間隔は狭くなるので
これにより見え方が変わってしまうんです🥶
また#や♭キーではポジションマークの見え方が変わってしまうので
これもスケールのポジションが分からなくなる原因ですね✅
音楽的に覚えないで丸暗記した場合
新しく覚える全てのスケールを
また丸暗記することになります(⊙_⊙')
音楽的な覚え方をしてないので
新しくスケールを覚えた頃には
その前に覚えたスケールを忘れてしまう...
このような悪循環に陥りいつまで経ってもスケールが覚えれないので
スケールは音楽的に覚える必要があるのです〆(・∀・@)音楽的にスケールを覚える方法とは!?
スケールを音楽的に覚えるには
音楽理論の基礎を勉強する必要があります✅
『もっと簡単に覚える方法はないの?』
と思う方もいるかもしれませんがw
最初に書いたように
”ある特定のキーのスケールしか絶対に使わない”
という人は丸暗記で問題ないんですよw
ただ色々なスケールを色々なキーで弾けるようになりたい人は
音楽理論を勉強することをオススメします🤩
音楽理論と言っても少し努力をすれば
誰でも理解できるようなレベルの音楽理論なので
全く怖がる必要はありませんw
(ギタリスト向けの音楽理論書なら
基本の項目に書かれている内容です)
そして音楽的にスケールを覚えることで
丸暗記よりも遥かに速くスケールを覚える事ができるので
長い目でみれば非常に効率の良い覚え方なんですよ🌝
それでは具体的に何を勉強すれば良いのか?
それは...
- スケールの構成音とインターバル(音程)を理解する
- 指板上の音名とインターバルを覚える
- 指板上の半音と全音を理解する
このように書くと
少し難しく感じるかもですがw
これらの理論はスケールだけではなく
コード理論やダイアトニックコードにも関係してくるので
覚えていて損はありませんよ👀
それでは1つずつ解説していきますが
今回は音楽理論がメインの記事ではないので
それぞれ何故こうなるかなどの詳しい解説は省きます〆(・∀・@)
スケールの構成音とインターバル(音程)を理解する!
Aマイナーペンタトニックスケールを例に説明しますね〆(・∀・@)
Aマイナーペンタの構成音はA C D E Gで
インターバル(音程)は『度数』という単位で表します✅
(度数は3度と表示されたりM3またはM3rd、3rdなど
表記方法が教則本などにより違う場合があります。)
例えばAから数えるとEは5番目で
これはAからみた場合の5度になります(⊙_⊙')
A B C D E F G
12345
マイナーペンタトニックスケールは
P1 m3 P4 P5 m7という構成音になっています(⊙_⊙')
AマイナーペンタはA(P1) C(m3) D(P4) E(P5) G(m7)
EマイナーペンタならE(P1) G(m3) A(P4) B(P5) D(m7)
このように見ると丸暗記では知り得ないような情報があると思います🤩
詳しく書きたいのですが
無茶苦茶長くなるので次にいきましょうw
指板上の音名とインターバルを覚える!
指板上の音名を覚えましょう🤩
スケールを覚えれないのは指板上の音を把握していないので
丸暗記せざるを得ない状況になっているからです(⊙_⊙')
スケールの構成音を覚えて指板上の音を把握すれば
丸暗記をしなくてもスケールが分かるようになり
音楽的にスケールを覚える事が可能になりますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
これはCメジャースケールですがR(ルート)からみて
インターバルがどのように配置されているのかを覚えます✅
音名とインターバルが分かれば
さらにスケールを音楽的に覚えることが可能に🤩
Cメジャースケールの構成音は
C(P1)D(M2)E(M3)F(P4)G(P5)A(M6)B(M7)です。
指板上のインターバルを理解し
スケールの構成音を知っていれば
簡単に導き出せるようになります✅
指板上の音名とインターバルの位置関係を理解することで
さらに音楽的にスケールを覚えれるので
音楽的に覚えちゃいましょうᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
指板上の半音と全音を理解する!
ギターの『フレット2つ分で全音』『1つ分で半音』になります。
例えば6弦5フレットはAですが
全音上の6弦7フレットはB
半音上の6弦6フレットなら
A#もしくはB♭という音名になります(⊙_⊙')
全音と半音自体はすぐに理解できると思いますが
混乱しやすいのは#や♭が付くことでしょうw
軽く説明するメジャースケールは『全音、全音、全音、半音、全音、全音、半音』
という間隔で構成されています✅
CメジャースケールはCDEFGABCで
『EとF』『BとC』が半音になります。
Cメジャースケールでは#や♭は付きませんが
DメジャースケールはD E F#G A B C#Dで
FとCに#がつきます。
EとF、BとCは指板上で半音関係。
(6弦の開放弦(0フレット)はE 、6弦の1フレットはFのように)
Cメジャーの場合はEFとBCは半音でしたが
Dメジャーの場合はEFとBCは全音にしないといけないので
F#とC#になります🤩
キーが変わると#や♭がつく場所が変わるのですが
この辺りも理論書では最初のページで解説されている
のでその気になればすぐに理解できる!ハズw
急がば回れ!?
- スケールの構成音とインターバル(音程)を理解する
- 指板上の音名とインターバルを覚える
- 指板上の半音と全音を理解する
これらの理論は音楽理論を勉強する際に
必ず理解しなければならない部分で
音楽理論の入り口とも言えるダイアトニックコードを理解する時にも
必要な理論になりますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
これらの理論を覚えることで
スケール以外の理論にも必ず役に立つので
遠回りに見えるかも知れませんが
長い目で見ればかなりの近道になります💡
その気になれば理解するまでに1ヶ月もかからないと思いますので
頑張って下さい〆(・∀・@)