今回はadd9(アド・ナインス)について紹介していきますよ〜!
名前を見るだけで『難しそう〜』と敬遠してしまいそうですが、恐れることはありませんw
add9は響きが非常に美しいコードなので使えるようになると、オリジナル楽曲で強力な武器となるでしょう🤩
それではさっそく始めましょう〆(・∀・@)
コンテンツ
add9コードの構造を知ろう!
addとは『加える』という意味で9はナインス。
つまりadd9とは9th(ナインス)を加えるコードという意味になります💡
ナインスはルート音から数えて9番目の音(テンション音)のことでCの場合はDが9thの音になるわけですね_φ( ̄ー ̄ )
ナインスに限らずテンションと呼ばれる音は原則的には7th (セブンス)コードにトッピングする形で使用されますがadd9コードはトライアド(三和音)に直接9thをぶち込んで使用するのです!
つまり!!!
というようにトライアド・コードに9thを加えてあげることでadd9やmadd9(マイナー・アド・ナインス)となりこれがadd9コードの構造になります〆(・∀・@)
add9コードの使い方!
こちらはCダイアトニック・コード(トライアド)ですが、メジャー&マイナーコードがありますよね?
メジャーコードの部分はadd9化できてマイナーコードではmadd9に変化させることができます✅
(CならCadd9,DmならDmadd9のように)
add9化させてもコード・ファンクションは変わらない!?
コード・ファンクションとはコードの機能のことです(トニック・サブドミナント・ドミナント)
このコード・ファンクションはadd9化させても変わらないと思ってください🤩
例えばC (トニック)→F (サブドミナント)→G (ドミナント)をadd9化させても
Cadd9(トニック)→Fadd9(サブドミナント)→Gadd9(ドミナント)のようにコード・ファンクションは変わらないということですね〆(・∀・@)
add9コードの使用例
いわゆる3コードをadd9に変化させて使用した例ですね💡
このフレーズのFadd9とCadd9はメジャー&マイナーを決定する3rd音を省略した押さえ方をしています👀
3rd音を省略すると浮遊感を出すことができるのでそれを狙ってこのボイシングにしましたw
コード進行や使用している元のコードは非常にベーシックなものなので、最初はこのぐらいシンプルなコード進行で使ってみるのが良いと思います🤩
add9コードのサウンド・カラーは?
add9は面白いことにどのような構成音のボイシング(音の並べ方)によってサウンドがかなり変わるんです👀
後ほど、add9の押さえ方を紹介しますが、その中にはオミット(省略)系も含まれており、押さえ方によって響きが変わるというのがadd9コードの特徴と言えるでしょう。
なので様々なadd9コードの押さえ方を覚えると同時にサウンドも耳で覚えるようにしてみると曲作りの時に役立つと思うので💡
add9の色々な押さえ方を覚えちゃおう!(移動型フォーム編)
ここからはadd9コードの色々な押さえ方を紹介していきます✅
まずはずらすだけで使える移動型フォームを見ていきましょう〆(・∀・@)
5弦ルートでの定番の押さえかたですがルート+5th+9thというボイシングになっているので3rd音がオミットされています。
先程の例題フレーズで少し触れましたが、浮遊感を出すことが可能なボイシングですね!(その分メジャー&マイナー感が薄れてしまいます)
またメジャー&マイナーコードの両方で使用できるので(3rd音が入ってないから)この形のままずらすことで様々なコードを簡単にadd9化させることが可能になります✅
5弦ルートのセーハ型のマイナーコードの中指を外すとこのコード・フォームになるので覚えておくと良いでしょう〆(・∀・@)
ストレッチが効いた押さえ方で全ての弦を綺麗に鳴らすのに最初はかなり苦戦すると思いますw
指を根本から開くイメージでストレッチするのが攻略ポイントですね💡
特に小指が寝てしまい2〜1弦がミュート状態になりやすいので触れないように意識してみてください。
また構成音はルート+3rd+5th+9thとなっています〆(・∀・@)
(こちらの画像では2ndとなっていますが2nd=9th)
先程の押さえ方の薬指を外したバージョンで構成音はルート+5th+9thで歪んだ音と相性が良いのでロックで多用されるコード・フォームとなっています✅
ストレッチはありますが薬指で押さえない分、先程のフォームよりは遥かに押さえやすいと思います🤩
6弦ルートadd9、構成音はルート+5th+9thでこちらもロック向きのadd9の押さえ方ですね!
先程の5弦ルートのadd9のフォームを1弦ずつ低音弦側にずらすだけなので覚えやすいと思います✍️
4弦ルートのadd9でこちらも3rdがオミットされています。
アルペジオでよく使われるフォームですね✅
また比較的、押さえやすいと思うので初心者でもチャレンジすれば押さえれるようになると思います🔥
こちらのフォームは6弦を親指で押弦するやや特殊なフォームで構成音はルート+3rd+5th+9thです。
親指で押弦するので慣れない内は音が綺麗に鳴らないことが多いので親指でしっかり押弦することを意識しましょう✅
また親指を省略しても0Kでその場合は4弦ルートのadd9となります〆(・∀・@)
madd9の移動型フォーム!
6弦ルートのmadd9、構成音はルート+m3rd+5th+9thです✅
ストレッチ+人差し指のセーハが鬼門で特に1弦が綺麗に鳴らないことが多いので人差し指の側面を使ってしっかり押弦できるように修行しましょうᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
これはムズイっすw
特に中指と薬指の間は広がりにくいので瞬間的にパッと押さえて綺麗に鳴らすのが非常に難しいですね🥶
この形にするだけでもストレッチが鍛えられるのでトレーニングを兼ねて練習してみると良いでしょうw
構成音はルート+m3rd+5th+9th
このフォームでも親指で6弦を押弦します✅
親指を使用した6弦ルートのadd9の3rdを半音下げたフォームとして覚えると良いでしょう🤩
このコード・フォームに関しても6弦省略0Kとなっています〆(・∀・@)
add9ローコード編!
ローポジションでのAadd9でAローコードの人差し指を外したらこの形になります🤩
これは押さえやすいので絶対に覚えておいた方が良いでしょう✅
サウンド面では広がり/浮遊感が感じられます。
構成音はルート+5th+9thで3rdがオミットされています。
これもローポジションでのAadd9ですがサウンド的にはムーディな感じになりますね🤩
構成音はルート+3rd+5th+9thです。
また親指を使ってしっかり余弦ミュートしましょう〆(・∀・@)
ローポジションでのCadd9で構成音はルート+5th+9thです✅
このボイシングも広がり/浮遊感が感じられるサウンドでアルペジオで多用されるフォームの1つですね✍️
メジャー3rdが入ったローポジション・Cadd9で構成音はルート+3rd+5th+9th。
サウンド的にはムーディですね🤩
また画像では1弦は開放になっていますが小指で1弦3フレットを押弦してもOK!
4弦開放もしくは2弦ルート、ローポジションのDadd9で3rdがオミットされています。
構成音はルート+5th+9th。
4弦&1弦開放が綺麗になるようにコードを押さえましょう✅
4弦開放がルートのDadd9で構成音はルート+3rd+5th+9th。
小指が寝てしまうと1弦が鳴らなくなるので注意デス⚠️
サウンド的には美しい響きがえられるのでローポジのDadd9では個人的に大好きな押さえ方ですねw
6弦ルートのローポジションでのEadd9で構成音はルート+3rd+5th+9thです。
人差し指、中指、小指をしっかり立てて6・2・1弦の開放を鳴らすようにしましょう〆(・∀・@)
6弦を親指で押弦するタイプのFadd9で構成音はルート+5th+9th。
add9の使用例で僕が弾いていたFadd9はこのフォームになります🤩
6弦ルートのGadd9で構成音はルート+3rd+5th+9th。
こちらのフォームはadd9の使用例で弾いたGadd9のフォームとなっています💡
Fadd9とGadd9のコードチェンジを練習してみてください、使用例のフレーズが意外と難しいと実感できる思いますw
madd9のローコード!
6弦ルートのEmadd9で構成音はルート+m3rd+5th+9th。
人差し指と薬指をしっかり立てることさえできれば比較的簡単に押さえれるハズ🤩
サウンド的には少し物悲しい感じですね✅
5弦ルートのAmadd9で構成音はルート+m3rd+5th+9th。
サウンドはシリアスな感じで、曲によってはどハマりすること間違いなしです🤩
同じく5弦ルートのAmadd9で構成音はルート+m3rd+5th+9thとなります。
これはクラシカルなアルペジオでもよく見かけるフォームですね!
Amadd9→E on G→Amadd9→Gとか弾くとかなりクラシカルな響きになるので試してみてください〆(・∀・@)