オクターブ奏法はジャズギタリストの
ウェスモンゴメリーによって広められた奏法で
ロックギターでも多用されるテクニックなので
今やエレキギターの基本テクニックと言えるでしょうᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
今回はオクターブ奏法のポイントとなる
- ミュート
- ポジション移動
を中心に解説していきます🤩
コンテンツ
オクターブ奏法とは!?
最初のドから高い方のドまでの距離を
『オクターブ』と呼びますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
つまり音8個分の距離ということになりますね💡
オクターブ奏法では1オクターブ上の音を重ねて弾くので
『鳴っている音は1音だけ!』ということになります〆(・∀・@)
TAB譜ではこんな感じで表記されます👀
パワーコードを押さえる時の薬指もしくは小指を1つ下の弦に移動させるとオクターブ奏法の押さえ方になります。オクターブ奏法のやり方!(フォーム編)
オクターブ奏法のフォームについて解説していきます🤩
正面から見た場合のフォーム 上から見た場合のフォーム押さえる指ですが人差し指と小指or薬指で押さえます✅
初心者の場合、小指が押さえにくいかもですが
小指でも押さえれるように練習しましょう🤩
小指で押さえた方が良い理由は❓
オクターブ奏法は小指で押さえた方が良い理由!
このようなカッティングフレーズでは
ブラッシングをする必要があります。
(ブラッシング・・・指を弦に触れる状態にして実音を出さないようにミュートするテクニック)
歪んだ音でブラッシングする場合
指4本をフル動員させてブラッシングしないと
ハーモニクスが出やすくなります(⊙_⊙')
あえてハーモニクス混じりのブラッシングにする場合もありますが
基本的には音程感が出ないように
ブラッシングする必要があり
指2本を浮かせただけではハーモニクスが出てしまうので
指4本で瞬時にブラッシングのフォームに切り替える必要があるのです🤩
この切り替えが人差し指と薬指の場合だとやりにくくなるんですよ💦
まず薬指を使ってオクターブ奏法する時のフォーム。
オクターブ奏法はできるのですが...
ブラッシングの瞬間に薬指を伸ばさないといけない。(元のポジションから指が離れる)
そして再びオクターブ奏法を行う為に、薬指を移動させる必要がある。
これらの理由によりオクターブ奏法と
ブラッシングの切り替えがスムーズにできないということに(⊙_⊙')
小指で押さえた場合は
中指と薬指を弦に触れさせればブラッシングのフォーム完成🤩
しかも小指の位置を変えずにできるので
オクターブ奏法とブラッシングを切り替えるカッティングにおいて
無双状態になれます💪🤩💪
このような理由でオクターブ奏法は小指で押さえれるようにした方がいいデス🤘
オクターブ奏法のミュートのやり方とは!?
オクターブ奏法のミュートのやり方ですが
人差し指と補助的に小指を使って行います🌝
基本的には人差し指の先
人差し指の側面で他の弦に触れてミュートを行います✅
オクターブ奏法のミュートは
パワーコードの時と同じ感じでやると良いでしょう👀
拡大するとこんな感じです🤩
さらに小指の腹を触れさせることで
より完璧にミュートが可能に🤩
このように指を触れさせてミュートすることを余弦ミュートと言います☝️
余弦ミュートについては
コチラの記事で詳しく書いているのでチェックよろしくデス🤘
オクターブ奏法のポジション移動のポイントとは!?
オクターブ奏法で苦戦するのはこのポジション移動かなと思いますw
そうなんです!
ポジション移動の時に小指が寝てしまうのですw
- 小指のコントロールが効かない
- 小指のホールド力が弱い
- 小指がポジション移動の時に弦との摩擦に耐えられない
主な理由はこんな感じで
特にギターを始めたばかりの初心者は
『小指のコントロールが出来ない』『押弦の時のホールド力が弱い』ので
この理由からポジション移動する時に
小指と弦との間に発生する摩擦に耐えられずに指が寝てしまうんです💦
これが小指が睡眠している状態ですw
当然小指をコントロールするためのトレーニングもやった方が良いのですが
ポジション移動にはコツがあります✅
- ポジション移動の時に押さえている弦をフワッと浮かすイメージ(完全なる脱力という意味ではない)
- 指で移動させるのではなく、肘を使って目的のポジションに指を持っていくイメージ
ポジション移動の瞬間に
押さえている弦を『フワッ』と浮かすようなイメージで
少しだけ押さえている力を抜きます。
(ホールド力もしくはキープ力を緩める)
もっと簡単にいえばブラッシングの時の力に近いです👀
この状態にすると
指と弦の間の摩擦が生じにくくなります💡
そしてポジション移動は指や手ではなく
肘を使ってポジション移動させるように行うことで、
小指が寝ることなくポジション移動ができるᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
ハズw
画像を使って一連の動きをチェックしてみましょう✅
押弦(弦を押さえた状態)
ポジション移動する直前に『フワッ』と弦を浮かす。
1フレット辺りを押さえているイメージで見てくださいw
この状態から肘を使ってポジション移動する
(脇を閉めるような動きも入る)
ローポジションの時の肘や脇の間にあった隙間がなくなる。
実際にギターを持つとこんな感じ🤩
この後ハイポジション側にポジション移動すると...
肘を使って一気に目的のポジションに移動させます!
この一連の流れでポジション移動させると
オクターブ奏法のポジション移動は上手くいくようになるので
感覚を身につけるために反復練習するべし🤩
最後に
オクターブ奏法の基本的なやり方から
『ミュート』『ポジション移動』のポイントに
焦点を当てて書きましたが
ポジション移動時の
身体の使い方やミュートのやり方は
オクターブ奏法固有のモノではなく
他のテクニックでも
同じ感覚でプレイできるものが無数に存在します🤩
なので1つのテクニックを習得することで
他のテクニックとリンクする動きや意識に気くので
ギターの上達は速くなります🤩
『意識』『イメージ』『感覚』は
ギターにおいて重要なキーワードになるので
これらのキーワードも『意識』して練習するべし!w
ではまた🤘