『ピックを持つ時に力を入れてはいけない』
『ピッキングは軽く握ってリラックスしたピッキングを』
などピックの持ち方やピッキングについて調べると
このように書かれていることが多いと思いますw
この『リラックス』という表現が
非常に曲者で勘違いしてしまいやすいんですよね(⊙_⊙')
ピックのような薄くて非常に軽い物でも
持つ(握る)だけで僅かにですが力は入るのです💪
『力みと力を加えるは意味が全然違う』
ということを前書きで書かせていただきます🤩
コンテンツ
ピックは力を加えるために軽く持つ(握る)!?
『ピックを持つ時に力を入れてはいけない』『ピッキングは軽く握って、リラックスしたピッキングを』
というのは間違いではないのですw
しかしこれらは言葉が足りない!!!
正確には
という表現が相応しいでしょう(⊙_⊙')
つまりピッキングはピックを軽く握る状態(リラックス状態)と力を加えるという動きが混在
しているということなんです✅
それではピッキング時のリラックス状態の握り方と
力を加える時のやり方(効能)についてそれぞれ解説していきますね〆(・∀・@)
ピックの持ち方(リラックス編)
薄い氷を割らないように持つイメージで軽くピックを持ちます☝️
軽くピックを握れているかどうかを確認するには...
このようにピックがパタパタ動けばリラックス状態になってます🤩
写真では人差し指でピックを動かしてますが
実際にピッキングする際はピックが弦にヒットした時にピックがしなります✅
これは『しなり弾き』と言われるピッキング方法で
ピックが弦にヒットした時にしなることで
ピックが弦に引っかかることなくピッキングできますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
この状態がリラックス状態なので
ピックがパタパタなるか確認すべし🤩
ピッキングで力を加える方法とは!?
まず重要なのは必ず上記で書いたような
『リラックス状態』になってないとこの技は使えませんw
なのでリラックス状態でこれから紹介する方法を試して頂きたい🤩
リラックス状態では薄い氷を割らないように軽く持つと書きましたが
力を加える時は逆でピックの形をした薄い氷を割るイメージで
親指と人差し指で瞬間的に『クッと力を入れます』
矢印は親指と人差し指のそれぞれの力を加える向きです✅
力を加える時は親指と人差し指でそれぞれの向きに
同じタイミング(同時に)力を加えます!
そうすると...
力を加える前の位置と
力を加えた後のピックの位置です💡
力を加えることにより
ピックの位置が下がるのです↘️
ピックが弦に引っかかってしまう原因は
ピックが弦を通過するスピード足りないことで
引っかかってしまいます(⊙_⊙')
ピックの位置が瞬間的下がるということは
その分ピックが弦を通過するスピードが速くなり
ピックが弦に引っかからなくなるということで
僕は『ピッキングの初速』と呼んでいます✅
この初速を上げるために
ピックに力を加える必要があるのです!
もし最初からピックを強く握っていたら
強く力を加えてもピックの位置は微動だにしない...
だからリラックス状態が必要なんです💡
リラックスと力を加えるという緩急が
ピッキングの初速を上げるには必要不可欠で
この力を加えるタイミングは主にダウンピッキングで行います👀
ダウンピッキングで弦を瞬間的に振り抜ければ
アップも上手く行くようになります〆(・∀・@)
ピック1枚で出来る!?脱力トレーニングを紹介!
ピックを持つ時にリラックス状態にし
ピッキングをブーストさせて初速を上げるために
力を加えることの重要性は理解できたと思うんですが...
実際はピッキングしながらこの動きをするのは
最初は難しいと思いますw
ピッキングは肘や手首、指以外の
もっと大きい身体の部位も関係していて
それらが上手く連動することでリラックス状態のまま
ピッキングができるのですᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ
ギターを持ってピッキングすると狙った弦をピッキングする必要があり
特定の弦を狙うことで力んでしまう...
そこで!!!
ギターを持たないでピック1枚で出来る
リラックス状態キープトレーニングを紹介します🤩
このトレーニングを行なって
その感覚のままピッキングすることで
ピッキング時に力まなくなるトレーニングです💪
やり方は簡単でピックを持った状態で
思いっきり肘を動かします👀
この時に手首に力を入れずプラプラの状態で
さらにピックを落とさないようにすることですね💡
肘を振った時に手首が全く動かない場合は
手首まわりに力が入っている証拠です。
手首が固まるぐらいなら
ピックが落ちる方が全然良いのでやってみて下さいw
これができるようになると
ギターを持った時の感覚が全然変わると思います☝️
ギターでピッキングする時はエルボーカット(ボディの肘を置く部分)があるので
楽に感じるようになりますよ〆(・∀・@)
小さいピックは力みやすい!?
jazzⅢのような面積の小さいピックは
力が入りやすいんです🥶
リラックス状態でピッキングできる人は良いんですが
現在ピッキングフォームやピッキングに悩んでいる方には
あまりに小さいピックはオススメしないですねw
面積の大きいおにぎり型やトライアングル型のピックで
リラックス状態でピッキングできるように
なってからの方が良いと思います👀
僕もピッキング矯正をしている時期は
おにぎり型のピックを使用していました✅
その結果、ピッキングのスキルがかなり向上したので
非常にオススメですね🌝
僕が使用していたのはCLAYTON(クレイトン)というメーカーのピックで
このクレイトンは厚さのバリエーションも豊富にありますし
サウンド的にもかなりロックな音がするピックなので
ぜひ一度使ってみてください〆(・∀・@)
- ピッキングはリラックス状態で力を加えるという意識を持つ
- リラックス状態はピックを薄い氷と思って持つ
- 力を加える時は、親指と人差し指で氷を割るイメージ
- リラックス状態から力を加えることでピッキングの初速が上がる
- 緩急をつける為にリラックス状態が必要